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【フランス家庭の味!】「ブランケットドプーレ(鶏肉のクリーム煮)」を作ってみよう!

  • 皆さんこんにちは!ぷくぷくです😆

今回は鶏肉を使った「ブランケットドプーレ(鶏肉のクリーム煮)」のレシピをご紹介いたします。

本来は鶏肉ではなく「仔牛」のお肉を使う「ブランケットドヴォー」というフランス料理ですが、今回は簡単に手に入る鶏肉を使用します!

お家で本格的なフランス料理を作ってみましょう!

 

 

フランス家庭の味!「ブランケットドヴォー」

冒頭でもご説明したように、今回ご紹介する「ブランケットドプーレ(鶏肉のクリーム煮)」は、本来仔牛のお肉を使用した「ブランケットドヴォー」を日本でも作りやすいようアレンジしたレシピです!

 

では、先ず本来の「ブランケットドヴォー」とはどのようなものなのかご説明いたします!

「ブランケットドヴォー」って何?

ブランケットドヴォーと言われても正直何のことかわかりませんよね💦

私も最初は全く持ってどんな料理か見当もつきせんでした(笑)

 

ブランケットドヴォーの「Blanquette(ブランケット)」とはフランスの料理用語で、白いお肉(仔牛・鶏肉・豚など)をだし汁や香味野菜とともに煮て、煮る際の液体に小麦粉とバターで作った「Roux(ルー)」と、生クリームを入れてソースにした料理のことを意味します。

フランスの伝統的な家庭料理で各家庭ごとこだわりのレシピがあったりもするんです😋

 

Veau(ヴォー)」は仔牛のことで、日本ではあまり見かけませんがフランスは土地が広い分、牛の飼育数も多いため柔らかくておいしい仔牛の時に食用とすることが多いです。

 

日本は飼育頭数が少ないため、より多くの量の肉を得るために大人になるまで育てるので、子牛のお肉はあまり出回りません。

 

仔牛は成牛に比べ牛臭さが少なく、色もきれいなピンク色をしています。

また、食感も柔らかくて淡白な味わいが特徴です。

 

しかし、先ほどもご説明したようにまだにほんではあまり需要もなく、日本で手に入れることは簡単ではありません。

そのため今回は、簡単に手に入り子牛よりも時短で作れちゃう「鶏肉」を使用しました!

 

もし鶏肉が苦手だったり、鶏肉以外で作りたい場合は「豚肩のブロック」でも代用できますよ!

基本は白く仕上げるお料理なので、ピンクや白っぽいお肉が向いています!

 

それでは早速つくり方を見ていきましょう🍴

「ブランケットドプーレ」を作ってみよう!

それでは、「ブランケットドヴォー」の鶏肉アレンジ「ブランケットプーレ」を作ってみましょう!

ちなみに「プーレ」がフランス語で「鶏肉」を意味します🐔

 材料(2人分)

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メイン材料
  • 鶏肉・・・500g
  • ニンジン・・・1/2本
  • 玉ねぎ・・・1/2個
  • ネギ(白い部分)・・・5センチ
  • クローブ・・・1個
  • ブーケガルニ・・・1袋
  • フォンドヴォライユ・・・1,2L
  • 塩・・・ひとつまみ
ソースの材料
  • 煮汁・・・ 400mlまで煮詰めたもの
  • 生クリーム・・・150ml 
  • 卵黄・・・1個
ルー
  • バター・・・20g
  • 小麦粉・・・20g

 💡鶏肉の部位は胸でも、ももでも大丈夫です。

💡フォンドヴォライユは市販のチキンブイヨンでも代用できます。

💡ソースの材料の煮汁はメイン材料を煮たときの煮汁のことです。

フォンドヴォライユのつくり方はこちらをご覧ください👍

 

pukupukudelica.hatenablog.com

 

作り方

ニンジンは1/2本をさらに縦半分に切ります。玉ねぎは1/2個を縦半分に切り、クローブを刺します。

鶏肉は少し大きめの一口サイズにしましょう。

💡ニンジンが大きい場合は縦半分に切ったあとさらに横半分に切り4等分にしてもOKです。

💡鶏肉は火が入ると縮むため少し大きめにします。

 

鍋にフォンドヴォライユ鶏肉を入れ、火にかけ沸騰させます。

沸騰したら火を弱め灰汁を丁寧に取りましょう!

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💡灰汁はしっかり取らないとソースの味に影響しちゃいます!

野菜とブーケガルニを入れて蓋をし、沸騰しない程度の状態でお肉が柔らかくなるまで煮ましょう。

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💡肉の大きさにもよりますが目安の時間としてはが20~30分ほどです。ただ、必ず火通りは確認してください!

お肉に火が通ったら肉を取り出して、ラップをして乾燥しないように置いておきましょう。

液体は1度漉し器で漉してから鍋に戻してください。

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💡ニンジンも取り出して食べやすい大きさに切って保存しておきましょう!

漉した煮汁は火にかけて、半分の量になるくらいまで煮詰めます。

💡しっかりと煮詰めることで味が凝縮してソースの味も濃厚になります。ここで煮詰めが足りないと味が薄いソースになってしまいます。

煮詰まったら予め作っておいたルーを沸騰した状態の煮汁に入れて、泡立て器でだまにならないようかき混ぜます。

そうすると、煮汁がトロッとしてきますよ!

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 💡煮汁は熱々でルーは冷たい状態で入れると温度差でだまになりにくくなります!

ルーのつくり方
ルーは鍋にバターを入れて溶けたところに小麦粉を入れて混ぜながら焦がさないように火にかけ、トロッとしたら冷凍庫などで冷やし固めましょう!

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 ⑦ルーでとろみがついた煮汁に100mlの生クリームを加えて少しに煮ます。

💡残りの50mlの生クリームは卵黄と混ぜておいてください!

💡生クリームを入れて少し煮ることでソースの味がまとまります。

 

ソースの中にお肉を戻して、少し温めましょう!

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鍋を火から外して先ほど作っておいた卵黄と生クリームを混ぜたものを入れて、ソースにコクと濃度を付けます。

入れたら、弱火でとろみがつくように少し火を入れて最後にニンジンを入れ、塩コショウで味を調えてください!

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💡卵黄は少しずつ入れないとダマになりので気を付けましょう!最後に火を入れるときは沸騰させると卵黄が固まってしまうので気を付けましょう!

 

 ⑩あとは盛り付けて完成です!

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今回はバターライスと一緒にいただきましたが、フランスでもこのようにお米と一緒に食べたりします。

ちなみに付け合わせとして、マッシュルームとオニオングラッセを入れました(笑)

 

クリームシチューよりも濃厚で、コクにある味わいがとてもおいしいですよ!

余ったソースはパスタソースとして使ったり、グラタンにしたりすると余すことなく使えます👍

フランスの家庭の味を楽しもう!

最後までお読みいただきありがとうございました!

今回は本格的なフランス家庭料理をご紹介いたしました!

少し難しいかもしれませんが、おいしさには代えられません(笑)

作ってみると意外に簡単なのでぜひ作ってみてください😋

以上ぷくぷくでした!