【映画の世界!】フランスの美しき街「コルマール」
皆さんこんにちは!ぷくぷくです😊
今回の舞台はフランスのとある街。
まるで映画の世界に迷い込んだような美しさが人気の「コルマール」
今日はそんなコルマールの魅力をお届けします✨
一生に一度は見たい!絶景の街
皆さんは「コルマール」という街をご存知ですか?
フランスに行ったら一度は訪れたい街「コルマール」とは一体どんな所なのか、一緒に見たいきましょう!
コルマールってどんなとこ?
コルマールはフランス🇫🇷アルザス地方、オー=ラン県にある街の1つです。
アルザス地方の中心都市であるストラスブールからは南に70キロに位置し、電車で30分程とアクセスも良好です。
アルザス自体がフランスとドイツの国境にあるため、フランスとドイツの文化が融合していることが特徴です。
アルザス地方は第二次世界大戦で大きな被害を受けていますが、ここ「コルマール」は奇跡的に戦火を逃れ、この地方特有の木組みの建物や石畳の道など、中世からルネッサンス時代の街並みが今も残っています。
見どころは?
では、そんなコルマールのなかでの見どころはどこなのでしょうか。
正直なところ町全体がカラフルで特徴的な木組みの家ばかりなので、どこを歩いていても絵になりますし、とても美しい眺めです。
ただ、今回は中でも取っておきのポイントをご紹介いたします
小さなヴェネツィア??
コルマールの中には「Petite Venise(プティット・ヴニーズ)」という一画があります。
意味としては「小さなヴェニス(ヴェネツィア)」という意味で、言葉の通りイタリアのヴェネツィアを彷彿とさせるような運河やカラフルな家が立ち並ぶ石畳の道があります。
こちらは小さなボートに乗り運河めぐりもできるので、優雅にロマンチックな景色を楽しめていい思い出になること間違いなしです😆
もちろん運河沿いを歩くだけでもとても気持ちのいいものです!
あの映画のモデル??
じつはここ「コルマール」はあの大人気ディズニー映画「美女と野獣」や、ジブリ映画「ハウルの動く城」の街のモデルになったと言われているんです。
ディズニー映画「美女と野獣」では主人公ベルが住んでいる街の舞台として描かれ、実写映画でも参考にされたと言われています。
「ハウルの動く城」では、主人公ソフィーが働いていた帽子屋さんとして描かれています。
「プフィスタの家」と呼ばれるこの建物は1537年に建てられ、ハウルの動く城同様に帽子屋だったと言われています。
まるで自分が映画の主人公になったかのような素敵な感覚を味わえますよ🤩
街のシンボルは「コウノトリ」
コルマールを歩いていると必ずと言っていいほど「コウノトリ」のぬいぐるみなどのグッズを見かけます。
実は、コルマールでは「コウノトリ」は「幸せの象徴」とされており、時期によっては渡り鳥である「コウノトリ」が巣を作っている光景を見ることができるかもしれませんね😄
もし時期的に見ることができなくてもご安心ください!街にはかわいいコウノトリグッズがたくさん並んでいるので、そちらをお土産にするのもいいかもしれません。
周辺にも見どころあり!!
中世の街並みが残りとても魅力的なコルマールですが、じつはその周辺にも外せない見どころスポットがあるんです!
それがこちら。
ここは「カイゼルスベルク」という村で、その歴史は古くローマ時代からの歴史を持ち、コルマール同様15~17世紀の建物が多くみられます。
この村の特徴は「花」です。
写真を見ていただいてお分かりのように、まるで我々を歓迎するかのようにほぼすべての家庭にゼラニウムなどの花が飾られています。
このような路地裏にもたくさんの花で彩られているお店が立ち並びます。
実はこの村、2017年の「フランス人が選ぶ好きな村」で1位に選ばれるほど、観光客だけでなくフランス人からも愛される、素晴らしい村なんです。
コルマールからもタクシーやバスで20分ほどなので、コルマールに行った際は是非足を運んでみてください😄
ほっこり落ち着く絶品グルメ!
ここ「コルマール」があるアルザス地方には、様々な名物料理があるんです!
今回は数あるアルザス料理の中から、おすすめの3品をご紹介いたします。
1品目はこちら!
シュークルート(choucroute)
シュークルートとはザワークラウトのような、塩漬けにしたあと乳酸発酵させた酸味のあるキャベツとともに、ハムやソーセージ、ジャガイモなどを白ワインで煮込んだアルザスの伝統料理です。
アルザスの伝統料理ではありますがフランス全土で広く親しまれ、今では様々なレストランで提供されています。
キャベツの酸味に肉のうまみがしみこんでいて、とてもおいしくてアルザスワインやアルザスビールにピッタリです!
ベッコフ(baeckeoffe)
こちらもアルザスの伝統料理。
アルザス地方の冬ならではのほっこりするような料理です。
牛や豚、子羊などの肉を香味野菜アルザスの白ワインで一晩漬けこんでおき、翌日にそれとともにジャガイモやニンジン、玉ねぎなどを専用の容器に入れ、つけておいた際のワインと水を入れ、オープンで2~3時間じっくり火を通した料理です。
オーブンで焼く際に、陶器製の容器を密閉するために蓋の周りをパン生地のようなもので巻き付けるのが特徴です。
レシピはこちら!
味わいは意外と優しい味で、寒い日には本当にピッタリです。
感覚的にはフランス風肉じゃがのような感じです😅
タルトフランベ(tarte flambee)
こちらがアルザスやドイツ南部の伝統料理のタルトフランベ。
長方形や円形に薄く伸ばしたパン生地に、フレッシュチーズやベーコン、玉ねぎなどをのせて焼いたものです。
イメージとしては薄焼きのピザを想像していただけると分かりやすいかと思います。
一見量が多いようにも見えますが、パリっとした生地に玉ねぎの甘み、ベーコンのコクをチーズがうまくまとめており、ペロッと食べることができます😋
どうですか?アルザス料理。
どれもおいしそうですよね🤤
寒い地域だからこそ、心まで温まるようなどこか懐かしい落ち着く味の料理が多い気がします。日本でも食べられるお店もあると思いますので是非探してみてください!
コルマールへのアクセス
コルマールまではパリ東駅からTGV(高速鉄道)に乗り、ストラスブールまで行きます。
ストラスブールでTER(ローカル線)に乗り換え30分ほどでコルマール駅へと到着いたします。
また、本数は限られてますがパリから直通のTGVもあります。
コルマールの駅から中心部の旧市街へは徒歩でも行けますが、タクシーが便利な方法です。
また、旧市街のなかには観光用の街中を走る列車があり、それに乗ると日本語の音声ガイドとともに街の全体を把握できます!
こちらは1周40分ほどで料金はおよそ大人:7€ 子ども:5€ほどです。
ホテルの検索やツアーのご予約はこちら
ロマンチックな世界へ!
最後までお読みいただきありがとうございました😆
少しはアルザスの魅力は伝わったでしょうか?
日本では見れないフランスらしい美しいところです。いちどは訪れる価値があります!
ぜひ、自分も映画の主人公になったつもりでおたのしみくださいね!
以上ぷくぷくでした!