【豪華絢爛】パリ「オペラ座(オペラガルニエ)」の見どころからチケット情報まで!
皆さんこんにちは!ぷくぷくです😁
今回はフランス・パリにある「オペラ座(オペラガルニエ)」の見どころや基本情報をお伝えいたします✨
豪華絢爛!パリ「オペラ座」
パリの観光地といえば、エッフェル塔やルーブル美術館と並び「オペラ座」が挙げられます。
このオペラ座は観光客にはもちろん、市民にも人気の芸術スポットなんです!
それでは、オペラ座がどんなところなのかみていきましょう!
オペラ座ってなに??
そもそも、オペラ座ってなんのことかご存知ですか?
「オペラ座」というのはその名の通り、オペラやバレエなどの芸術を行う歌劇場のことを指します。
一般的によく知られているオペラ座といえばパリにあるオペラ座だと思いますが、実はオペラ座といってもパリには2つ存在していて、1つはガイドブックやインターネットでもよく紹介され、映画「オペラ座の怪人」のモデルにもなった、パリ9区にある「ガルニエ宮(Palais Garnier)」です。こちらが一般的によく言われる「オペラ座」になります。
2つ目は1989年に完成したパリ12区にある「オペラ・バスティーユ」。
こちらもオペラ座になりますが、一般的には「新オペラ座」と呼ばれることが多いです。
最初の説明にもありましたように、「オペラ座」という単語自体は歌劇場のことを指すものであり、どこか特定の場所を表す言葉ではありませんが、日本では一般的にパリ9区の「ガルニエ宮」のことをオペラ座としています。
本記事でご紹介するのも「ガルニエ宮」の方ですので「オペラ座」と呼ばせていただきます。
オペラ座の歴史
オペラ座がつくられるきっかけは、1669年にさかのぼります。
当時、ルイ14世により設立された「王立音楽舞踏アカデミー」が今のオペラ座のきっかけとされています。
パリで王立オペラ劇団や国立オペラ劇団が公演を行うオペラ座の場所は当時から点々としており、今までの歴史では「ルーブル美術館」の中などでも行われていた時期があったそうです。
今現在の「ガルニエ宮」は13代目のオペラ座として1862年より建設が始まりました。
内装や外装は多くの彫刻や華美な装飾によって豪華絢爛たるものになりました。
また、当時では新しい素材であった「鉄」を使用したことにより、今まででは難しかった広い空間を確保でき、2167の座席が5階にわたって配分されるという当時では最大の劇場が1874年に完成いたしました。
建設にあたりオペラ座のデザインが公募され、171の応募の中から「シャルル・ガルニエ」の案が採用されたことにより、「ガルニエ宮(Palais Garnier)」の名前が付けられました。
そして、1989年には新しいオペラ座としてパリ12区に「オペラ・バスティーユ」が完成しました。
なので、今現在ではほとんどのオペラ公演などは「オペラ・バスティーユ」で行われており、「ガルニエ宮」では小規模なオペラや管弦楽コンサート、バレエなどが行われています。
オペラ座の見どころ!!
歴史について分かったところで、オペラ座の見どころをご紹介いたします!
迫力満点な外観
こちらは正面の様子です。
ご覧いただいてわかるようにかなりの大きさがあり、実際に目の前にするとかなりの迫力があります。
ひときわ目立つ金色の彫像ですが、左側は「ハーモニー」右側が「ポエジー」といい、どちらも電気による金メッキ加工がなされています。
映画のワンシーン「大階段」
オペラ座といえばこちら!
映画「オペラ座の怪人」のワンシーンでも有名になった「大階段」です。
この階段は観覧席へと続くもので、階段は白い大理石で作られピカピカに輝いています。
また、この階段は1つ1つの段が低く作られています。これは、オペラを見に来る女性がドレスとハイヒールで来るため、それを考慮した作りなんです。
オペラ座の中でも特に混雑する人気スポットでもあります。
煌びやかな劇場内
大階段を上がっていくといよいよ劇場の中がご覧になれます。
それがこちら、劇場内部は赤と金をメインとした色で作られており、5階建てのとても広い空間となっています。
側面にはボックス席があり、一部のボックス席は見学することができます。
そして、中でも目を引くのが「シャガールの天井画」です。
この絵は1964年に新しく描かれたもので、赤と金に統一された劇場内で存在感を放っています。しかしながら悪目立ちするわけでもなく、劇場内を煌びやかに引き立てています。
また、シャガールの天井画の部分にはガルニエがデザインした、高さ8メートル、重さ7トンものブロンズとクリスタルでできた「巨大シャンデリア」があります。
このシャンデリアはバカラ製でその価値は100億はくだらないとか!😲
じつは1896年にこのシャンデリアが上演中に落下し、女性1人が亡くなるという事故が起きています。
のちに、この事件をもとに作られたのが、作家ガストンルルーが1909年に発表した小説「オペラ座の怪人」なんです!
黄金に輝くグラン・フォワイエ
「 グラン・フォワイエ」と呼ばれるこの場所。
ヴェルサイユ宮殿の鏡の間を彷彿させる豪華さです。
高さ18m、長さ58m、幅13mのこの空間は一面が金や金メッキで装飾され、その輝きには目を奪われる美しさがあります。
また、壁に大きな鏡があることで、より空間が広く感じる作りになっています。
美しいバルコニーからの眺め
先ほどのグラン・フォワイエの横からはバルコニーに出ることができます。
そこからは、パリの街並みをみることができるんです。
ご覧のように、オペラ座からルーブル美術館に向かって続く「オペラ通り」も一望できますよ!
オペラ座基本情報
住所:8 Rue Scribe 75009 Paris
最寄り駅:メトロ3,7,8番線 Opéra駅/RER A線 Auber駅
見学開館日:毎日 10:00~16:30 ※7月中旬~9月中旬は18時まで
見学閉館日:1/1(祝) 5/1(祝)※一部上演状況によって見学出来ない日もあります
見学入場料
一般: 12€
※10歳未満の子供は無料
チケットは当日でも窓口にて購入できます。※閉館30分前まで
窓口のほか発券機もあり、窓口は現金・クレジットカードともに対応しています。
発券機はクレジットカードのみの取り扱いです。
入り口は正面向かって左の建物側面にあります。
また、入場際は手荷物検査と金属探知機による検査があるのでできるだけ少ない持ち物で行かれることをお勧めします。
オペラ座の美しさを体感しよう!
最後までお読みいただきありがとうございました!
オペラ座はいかがでしたか?
オペラを見なくても中を見学できて、自分が映画の登場人物になったような気分も味わえます。
是非!豪華絢爛なオペラ座に訪れてみてください😆
以上ぷくぷくでした!